[2001.11.07]
  謝罪ものの失態例


 ▼『iTunes』のバージョンアップでハードディスクのデータが消失(WIRED NEWS)
  http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20011106301.html


 ソフト自体はとってもいい出来なだけに,この失態は…,イタイなぁ。さっさと謝罪が賢いかも。

 アップル社の人気音楽プレイヤー「iTunes」をバージョンアップしたときに,インストーラーのバグで,一部のユーザーのハードディスクのデータが完全に消える事故が起きた。被害に遭ったユーザーはかなり怒っている。バグはインストーラーのスクリプトに引用符を付けわすれたことによるもの。

 ぉぉぉぉぉぉぉぉっ。日本のマック系ウェブサイトでもあちこちで報告されているように,結構被害を受けている人は多いようだ。今回のiTunes2は,英語と日本語のリソースが含まれていたので,日本で被害に遭った人も多いのだろう。確かに,ファイルやドライブなどが,ウインドウのリスト表示で一番上にくるように,名前の最初にスペースを入れておくことはよくあることで,なんとも。

 私の環境では,なんでかわからんがログイン項目にiTunesHelperが登録され,登録してあったDragThingとコンフリクトするような感じで,iTunesが起動できなかった(ログイン項目を外すことで回復)。で,ディスク全消去のバグが直った2.01ではおんなじことは起きなかったのですが…(謎。他にもインストール後にカーネルパニックが起きたという人もいるようで。なんにしても大きな失態ですな。う〜ん。(インストーラースクリプトの解説はTales aboutAppleさんの解説が詳しかったです)


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